これからテレワークをやってみる

ブログ2012.11.29

みなさま、こんにちは。
やってみると案外簡単なことが多いと感じている本田です。

総務省の「テレワーク全国展開プロジェクト」
に選ばれ、指導を受け始めて2ヶ月ほど経ちました。

今までの事を少し振り返ってみようと思います。

みずほ総研がお世話をして下さるのですが、担当の方としっかり話をさせて頂いた日が1日ありました。
1日っていってももちろん1~2時間ほどの事です。
応募をする時、自社の仕事の成り立たせ方の難しさと、テレワークが実現したら出来るであろう柔軟な働きかたの重要性をしっかり書きました。
だから、お会いしての打ち合わせの時には、よりしっかりと自社の事や事業内容や未来図をお話させて頂くことが出来たと思っています。

次に、実際に専門家の方と担当の方に訪問いただきました。
何の専門家かと言いますと、ITの専門家です。
専門家の方は、担当の方から概ねの内容は聞かれていたと思いますが、この日も専門家の方向けに熱く熱く話をしました。
問題点や必要な事をしっかり理解頂けたようで、良かったと思った一日でした。

次からが本番です。
専門家の方お一人で来ていただきました。
その時、複数のテレワークのやり方を提案いただきました。
なるほどね~と思いながら、各々の長所や短所を細かく話をしていったところ、2時間のうちに「あ、このサービスがうちにピッタリや!」っていうのがみつかりました。
お値段もとっても重要、セキュリティーもとっても重要、複数台数出来る可用性もとっても重要。
ありました、ありました。これが決まった時、「あ、出来そうだわ、テレワーク♪」とうれしくなりました。

その日の夜、テレワークを実際にやったら・・・とイメージをしてみたら、労務管理についての疑問がムクムクと湧き上がりました。
管理方法って事でなくて、請負タイプ?雇用タイプ?どっちがどんな理由で良いのか!?
たくさんの会社の労務管理をずっと見てきたのですが、在宅勤務については対応したことがありませんでした。
餅は餅屋ということで、追加で社会保険労務士の知恵も頂く事になりました。もちろん無料です。

で、社労士と専門家お二人で来て頂いたのが昨日です。
漠然としていたテレワークの働き方について、すごくスッキリとわかりやすく教えていただきました。
請負が良いのか、雇用が良いのか、どうやって契約すれば良いのか、何がポイントなのか、他社はどうしているのか、大企業はどうしているのか。
どうやって管理するのか、何をしたら法律に引っかかるのか、長続きのポイントは?
何から何まで聞きまくりました。
大変満足しました。
たくさん資料をいただきましたが、全て国が発行しているものばかりです。
情報は出ているのですが、選べないという現状は問題ですね~とみんなで納得。
普段から考え続けていたからだと思いますが、疑問に思っていた事は全てクリアになりましたし、「ええ塩梅」の仕組みがあることもわかりました。
すごい収穫です。

そして先程、専門家の方と話をして決めたあるクラウドのサービスに申込をしました。
12月中はお試し期間として無料で使えるとの事でしたので、問題があれば変えようという事になっています。

サービスを使い出してみて、使い勝手などを検証されるために12月中旬に次回は来て頂きます。
労務の問題は、今の社員については問題がないので、次に来て頂く方に対してやるべき事が分かったという事で完了です。
時間のある時に、契約書のひな形などを準備していこうと思っています。
あ、忘れないうちにまとめなくては!!

あえて製品名などは出しませんでしたが、今の段階として、やり方はちゃんとあるって事をみなさんにお伝えしたいな~と思いました。
このプロジェクトでは、1月から3月まで全国でセミナーが開催されるようです。
その中にOfficeMの事例が出て、みなさまのお役に立てたら一石二鳥!

想像したくはないですが、万が一震災があれば在宅勤務は非常に身近になります。
そしてもうすぐ、団塊の世代の方々の介護が始まってしまいます。介護をするのはその子ども夫婦。
という事は、一番の戦力になっているであろう人たちが男女問わず介護休暇を取らざるを得ない状況になります。
いつやってくるかは本人にさえわかりません。すごいリスクだと私は思います。
仕事によっては、会社によっては辞めるという選択肢しかない事もあるでしょう。
辞めなくても済む方法を考えるために在宅勤務を考えてみるというのが王道です。

ITを使えて、情報漏えいへの備えが出来ていて、正しい労務管理が出来たら大丈夫なのです。
いきなり全てを整えるのは業務をしながら大変な苦労だと思いますが、日頃から勉強したり整備したりしておく事が、少ない労力で大きな安心を得るポイントだと思います。
いち早く会得して、OfficeMとしてもセミナーやりたいな~と思っています。

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