未来感覚

ブログ2012.12.08

みなさま、こんにちは。
未来を考えるって、ワクワクするけど頭使いすぎて混乱していた本田です。

未来感覚という言葉。ええな~と思います。
これは、私が大絶賛するワークシフトという今話題の本の最後に出てくる言葉です。
「仕事と職場は、あなたが生きがいを見つけられる場である可能性が高い。その場を生かすか殺すかは、あなたの勇気と未来感覚次第だ。」

たくさんの事例が出てきて、愕然とする未来やワクワクする未来を感じる事ができます。
しかし、どちらに転ぶかは「あなた次第」だと言っています。
恐怖に陥れるような内容でもないし、楽観主義者の明るい未来と言っているわけでもありません。
まさに未来感覚で変わる。

先ほど、本屋で10,000円もする写真集を立ち読みして感銘を受けてきました。
それは、私が住む堺市を写した写真集でした。いろんな人のスナップ写真と、それぞれに時代を説明するコメントが書かれていました。
昭和のはじめくらいから、私が生まれる少し前のもので構成されていて、地元の小学校や町並みや人がたくさん写されていました。

見覚えのある風景は元はこういう状態だったんだ!!
こんなに空き地がたくさんあったんだ!土だらけ!!
人の数も車の数も考えられないくらい少ないという印象です。
両親の若い時の写真と同じような人がたくさん写っていて、「時代」というものを感じました。
でも、ほんの40年前の写真です。明治時代はどんなだったんだろう?と思います。

ワークシフトで書かれている事と、この写真集が訴えたい事が私の中で一致しました。
高度成長時代の一部を過ごして来た自分。社会人一年目からのバブル崩壊。
今の堺市には空き地などありません。
これからどうやって大量の儲け話があり得るというのでしょうか?
これほど身奇麗な人だらけの町並みに、あと何が必要だというのでしょうか?
考えさせられますね。

私が社会に出てから歩んできた20年間で、世の中の働き方は大きく変わったと感じています。
以前は正社員だけだったのに、パート、アルバイト、契約社員、短時間労働、長期休暇、定年後雇用、派遣社員、請負など。
今までは「お金」で評価を表して来た時代ですが、そろそろお金以外の評価基準で動く時代に突入していると感じます。
私は、それを加速させる仕事をしたいと思っています。

未来感覚を研ぎ澄まさねば、経営者は経営者ではなくなるのだとも感じました。
身を引き締めて立ち向かわねばならないと思っています。

 

 

 

 

 

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