みなさま、こんにちは。
札幌はええとこやと思った本田です。

お知らせにも書きましたが、総務省が行なっているテレワークを広める為に行われるセミナーの出演の為に行きました。
事例報告をする人という事で、みなさまの血税で行って参りました。

国の大切なお金で行かせて頂きましたので、有意義にせねばならないと思い、経営者としての勉強もして来ました。

セミナー開催の前の日に現地入りしたので、夜が空いてました。
で、私が所属している経営者のベタベタな勉強の会である「大阪府中小企業家同友会」の札幌支部の集まり（勉強会）に参加して来ました。
中小企業家同友会は全都道府県にあるのです♪
大阪以外に参加するのは初めてで、日本で一番元気のある北海道の会にお邪魔出来て良かったです！
秀岳荘という北海道でアウトドアをしている人はみんな知っているお店を経営している社長のお話で、
素敵な経営をされているな～、働いている社員さん幸せやな～と唸る素敵な内容でした。

大阪からわざわざ来る人なんて居ないそうで、とても珍しがられました。
その上女性経営者ですから、物珍しいですよね♪

私は、北海道や札幌というところを深く知りたかったし、出来れば知り合いを作りたかったです。
会が終わったところで、コアメンバーの集まりに誘って頂きました！やった～！うれしい～！
そこで、いろんな話をしましたし、聞かせて貰いました。素敵な経営者ばっかり！
所変わっても社長の熱い話は同じ！これがすごく嬉しかったです。
そして、社員さんを大事に思って常に行動している会社は伸びているし儲かっている事が実証されました。
そして、その経営者はとてもイキイキしているという事も。

先日「本田さんは、オタクやな～。経営者オタク（笑）」って言われました。
ふふふ！なるほど、そうですね～。毎日考えてますからね。
自社の事もだし、お客様へのサービス内容を常に考えているので、オタクのようになっているらしいです^^
ベルギービールのオタクとも以前言われた事があります。何度も^^
きっと「コレ！」と決めたらとことん考えぬいて行動し尽くすからでしょうね。
おかげ様でベルギービールは何でも聞いてね！って感覚になってます。
（最近のビールの銘柄とかはわかりませんけど、歴史などは得意です）

話は大きくそれてしまいましたが、今年の札幌は例年にない大雪だそうです。ニュースにもなってますね！
タクシーの運転手さんは、「２０年やってますが、こんなん初めてです」と話してくれました。
だって、除雪が間に合わなくて２～３メートル歩道に雪山があるんですから。
３車線の道も雪山のために２車線になっているそうです。そりゃそうですね。歩道だけだったら人歩けないですもんね。

懇親会が終わって、札幌の経営者に私は質問をしました。
「こんなに雪があって、滑らないんですか？」
私は、滑らない秘訣がきっとあるんだろうと考えていました。それを聞きたいと思って質問をしました。

すると、間髪入れずに２人からツッコミが入りました！！
「滑るよ！滑るに決まってるやん！毎日滑るよ！！」って
続いて言われたのが、
「だから、冬の方が事故が少ないねん。注意してるからね、みんなが」

大阪弁になってるのは、私が受け取ったイメージだからです。お許しあれ～。

そこで、私は気付きました。
そうか、何でも完璧にすることから入るのではなく、現状を受け入れてそれとどう向き合って行くかの方が重要なんだと。
弱いところがあっても、それを補完する方法を考えれば良いのだと。
冬の北海道は雪のため、何をやるにも時間がかかったりお金がかかると思います。それは都会から見れば不便です。損です。
しかし、それを受け入れて不便をこなしていく事はコミュニケーションを生み、知恵を生むんだろうなと。
組織は助け合いの行動と気持ちで大きく育つと思っています。それが実践しやすい場でもあるんだな、と。

最近、便利というキーワードは諸刃の剣だな～と感じていたので、こんな事を考えたんだと思います。
『便利を進めるとき、コミュニケーションの量も比例させないと、組織は疲弊する。』
私はそういう理論が成り立つと考えつきました。この仮説を実証しているところです。
北海道での様々な出来事は、この理論を応援してくれているように感じました。