在宅勤務を考える
皆さま、こんにちは。代表の本田です。
こんなに急に在宅勤務を国が奨励する事になるとは思っていませんでした。
私は、起業した時から何があっても食いつないでいける仕事の仕方を確立させたいと思って来ました。
まずは自分の為に。そして自社が生き残る為に。そしてそういう仕事が世の中に増え続ける為に。。。
起業してすぐの2011年3月11日、東日本大震災がありました。あの時にいろいろ考えました。
だから、在宅勤務については9年以上意識をしています。
弊社が株式会社にした(法人成りした)のは2012年6月です。
「お客様は全て会社なのに、OfficeMが個人事業主でどうするんだ!?」
とグサッと言って頂ける機会に恵まれて、その足で株式会社化へ動きました。半月も経たないうちに法人成りしてました。
法人成りして、株式会社らしいことが出来た初めての出来事が「総務省のテレワーク支援事業への申請」でした。
パート社員1人の時でしたが、すっごく熱い熱い手紙を書きました。
2012年10月に「テレワーク全国展開プロジェクトに係る導入支援先」に選んで頂きました♪
(↑クリックしたら、その時のブログに飛びます。熱い想いをぜひ読んでください。)
今から7年以上も前の話。その頃は給与のソフトがほとんどクラウド化されておらず、必死に探したけど「今は無理だ・・・」とあきらめました。
まずは自社を自立させてからだと。
労務管理について、回線(通信)について、機器についてなどテレワークの支援は受けましたけど、在宅勤務を複数人の社員で給与処理をやり切る体制には持って行けませんでした。
それから月日が流れ・・・
すごくイケてるクラウドの給与ソフトに出会いました♪
それは「給与奉行クラウド」です。給与の仕事一筋のシステムエンジニアの私が言うのですから、本当なのですよ💖
給与ソフトの中で、クラウド化したのは後発隊なのです。だから、非常にきめ細やかな仕様になっているのです。
弊社でも複数社に導入頂いてご機嫌に使っています。
Excelが必須の仕事をしている私たちとしては、Office365で全てをクラウド化する事に決定し、遂に
2020年4月25日にやっと自社サーバーのクラウド化を実行しました。
2020年4月26日(月)は2名が在宅勤務、1名が事務所、1名が顧客先で仕事という「ザ・在宅勤務」が実現しました!
パチパチ~~♪♪
私は思います。在宅勤務は、ある程度成熟した組織でないと出来ません。
自分のやるべき事がしっかり見えて、倫理観がしっかりあり、間違えた時にごめんなさいが言える環境で、仲間に相談できる環境になっている事が必要です。
監視しないと仕事を進めているのかどうかも分からないようでは、在宅勤務で成功は出来ないと思います。
結局ね、評価制度とも給与額とも連動する事になるのです。在宅勤務が独り歩きしてもだめなんです。
だから、ある程度成熟した会社にしか適用できないんです。不公平感がなく、ホウレンソウが当たり前にできる組織でないと崩壊します。
そして、とても重要な事があります。それは情報漏洩をしないさせないという事です。
大切な機密情報を扱っている仕事はたくさんあるでしょう。
扱っている人がどんな状態で在宅勤務(もしくは喫茶店などで行うテレワーク)しているのかを把握し、常に意識の向上を図らねば、子どもや配偶者に情報が筒抜けになります。
在宅勤務は時代の要請にこたえられます。そして便利です。しかし便利と不便は表裏一体。意識して自社も取り組んでいきたいと思っています。
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