すずめ
みなさま、こんにちは。
普通を素敵に感じていく過程って、こういう事だと思い返した本田です。
私はすずめは好きではありませんでした。
また、嫌いでもありませんでした。
すずめはどこにでも居るから、気に留めない存在でした。
2年前の今頃から、私は白とグレーのコントラストが綺麗なすずめ位の大きさの小鳥を見かけるようになりました。
敢えて名前は調べていません。知らなくて良いと思っています。
通勤途中に、わざわざ見てくれと言わんばかりに道路の真ん中に降りて来る事がしばしばありました。
その鳥を見た日には、素敵なアイデアが浮かんだり素敵な出来事があるって事に気付きました。
そして、ある日からその鳥の事を「パワーバードちゃん♪」と呼んでいつも居ないか見るようになりました。
本当に忘れた頃に姿を表わす鳥で、絶妙にハマりました。
正月早々、東京から夜行バスで疲れて戻って来て、やっと着いた最寄り駅を出た瞬間、ツガイで姿を表してくれた時には、それはもう「今年はええことあるぞ~~!!」ってな気分になったものです。
冬の鳥なので、今も公園に行くと姿を表してくれるのですが、こうやって小鳥を一生懸命に見るようになると、鳥繋がりということで、今までなんとも思わなかったすずめの事も愛おしく思えるようになって来ました。
すずめちゃん♪って呼んでます。
パワーバードちゃんが見たいのに居ないって時は、すずめちゃん♪でヨシ!と思ったりしました(笑)
つい先日、公園を散歩した時に大きなカラスがいました。
カラスは今までから大嫌いでした。
しかし、とても頭が良いという事は知っていました。
イタズラをされては困るので、目を合わさないようにしていました。(これからもそうするかな・・・^^)
心にゆとりが少しあった散歩の時間でした。
このカラスにまで(さすがにカラスちゃんとは言いませんが!!)鳥繋がりを感じて
・・・今まで嫌いって言ってごめんね・・・
っていう気持ちになりました。
だって、カラスは私には何も悪い事をした事がないのに、嫌いって言っていたからです。
これには、自分でも「ええ人になったんやろか・・・?」と不思議に思いました。
働く側だった時、私はココロが荒んでいたと思います。
素直に表現しにくかったし、聞き入れにくかった。
でも、これは(言い訳かもしれないけど)しょうがなかったと思っています。
だって、考えても考えても解決しない問題が山積みで、魔法なんてなくて、何が良いのかわからなくなっていました。
家族とも、今ほどコミュニケーションは取れていませんでした。
老衰で死んじゃったけど、ラブラドールレトリバーのブラウンも、私にそこまでなついてくれませんでした。
だから、私は思っています。
これから出会うたくさんの社員さんに、愛を持って気長に付き合って行こうって。
自社の社員もそうですが、お客様の社員も全く同じです。
こういう気持ちで一生懸命仕事をしていた人が居るって事を解りながら、みなさんの事例と向き合って行きたいと思っています。
経営者とは違う悩みを、社員は持っているのです。これを理解してあげる事が私の努めだと思っています。
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