一歩踏み出すこと

ブログ2012.08.26
発送作業の一コマ

みなさま、こんにちは。
朝礼で発言する言葉を考えるようになってきた本田です。

8月24日(金)は朝礼がありました。
子供が夏休み期間のため、在宅勤務が続いていた社員の出社日だったからです。

我社の朝礼ではみんな「今日の一言」を発言する機会があります。
その時の私の発言を書こうと思います。

「1歩踏み出してチャレンジする事の良さは何か」について話します。
私は、これがとても重要だと感じています。
なぜなら、
1.それまでは妄想だった事が現実になる
2.現実になって初めてわかる事がある
3.相手がある場合、相手の立場になる機会をもらえる
妄想の時には解らなかった本当の正解がやっとそこにはあるのです。
これを繰り返し出来ている人や会社が自然と伸びていけるのだと感じました。

会社設立や事務所移転の手紙を例に出します。
今まで何通もハガキや封書を頂いて来ました。
もらう立場にはなっていたという事です。
今回、我社からたくさんの方にお渡しする機会があり、はじめて渡す立場になりました。

どういう気持ちで発送するのか、どれだけ大変な作業なのかを体験しました。
その時、作業が大変という事だけでなく、「◯◯さん、どんな顔して開けてくれるかな~」とか
「△△さん、久しぶりやな~」と感情移入しながら封をする自分が居ました。
「◯◯さんに、飛んでいけ~♪」と言葉に出しながらリボンをまとめてギュッと入れる作業を繰り返しました。
ここまで愛おしいと思いながらする事になるとは想像していませんでした。

発送してからは、「ちゃんと届いたかな~」と気になる日々でした。

これらの自分の心の動きをとおして、私はすごく反省をしたのです。
私は頂く立場として、最大限の礼を尽くして来たのだろうかと。
私が受け取った封書やハガキを、先方も時間と手間をかけて発送までしているはずです。
これからは、頂いたものへのお礼や対応にもっと心を尽くさないといけないと分かりました。
自分がしてもらって嬉しい事は、みんなして欲しい事ですよね。

これらの事をまとめたら何という言葉になるのか考えてみました。
「やってみなはれ」
ではないかと思いました。松下幸之助さんが言っていた言葉です。
よく聞く言葉です。
「やってみたらわかるのは、当たり前でしょ!?」
なんて思っていた時代がありましたが、
やっていないから解っていなかった言葉だと思いました。

一歩踏み出すチャレンジは、やってみなはれだと思います。
これこそが全ての基本になるんだと思いました。
発送作業の一コマ

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