国、行政が作る届書(書式)って・・・・(怒)

ブログ2012.10.23

みなさま、こんにちは。
行政の考え方にひとこと言ってやりたい!と思う本田です。

穏やかでない内容ですね。
たまにはいいかと思います。

国とか地方は「縦割り行政」って言いますよね。
これでやりやすい事もあるそうですが、やりにくい事も多いです。
給与に関わる事について、私はいつも怒っている!!

結論から言うと、各省庁バラバラに企業に代行させている業務が多い。
企業がそれら全てをやりやすくする方法は、考えてはくれない・・・。
法律は各省庁バラバラに変わり、作業する企業はますますややこしくなる・・・。
これでは、法律が変わる度に企業の体力は目に見えない程度だけれど、確実に弱くなっている・・・。
そして間違えない為に「専門能力が必要」な仕事になってくる。
そんなばかな!!国が統一してくれたら「作業」になれるのに。
私はそう思っています。

一回のブログで書ける内容ではありません。
今回は住民税(企業が代行している特別徴収)について書きましょう。

毎年6月スタートで、去年1年間の所得に対する住民税を企業が徴収代行しています。
社員が住んでいる市の数だけ会社には「住民税決定通知書」と「納付書」が5月に届きます。

例えば100名の会社。支店が日本の中に4箇所あるとします。
30~40市から「住民税決定通知書」と「納付書」がやってきます。
納付書は、6月から翌年5月までの納付書とプラス2枚ほど、合計14枚くらいがホッチキスされています。

共通している事はここまで。
違うんですここからが。

●まず色。
赤、ピンク、茶色、オレンジ、黒、焦げ茶・・・・。
●そして大きさ。
1ミリ単位で違う、全く違う形・・・。
納付書も違うが、決定通知書はA3もあればB4もあり、呆れます。最近はだいぶ似てきました。
どうやって保存(ファイリング)しろと言うのか!?
●納付金額の印字。
あらかじめ印字されている市と空白(自分で記述)の市。
●数字記述欄の違い
三田市!これは変だ!いつも間違えそうになる。
●紙の厚さ
ええ紙使っている市あります。もったいない。

作業を行った事のない人、担当ではない人は「ふ~ん」と思いましたでしょうか。
私は、一つ足りとも全く同じフォーマットを使っている市を見た事がありません。
全く同じとは、市の名前と市長の名前が違うだけという事です。
まあ、見事に違いますから。呆れます。

なぜ私が怒っているかというと、明らかに「無駄」だからです。日本の国力を損なうからです。
収めるべき時期や内容は決まっているのに、管轄が「市」だからということで、「市」の思いつきで作ったフォーマットを企業に出してくるというのは無駄です。
2,3の市からしか来ない会社が圧倒的に多いのが実情なのでしょうね。
「まあまあ、それほど大した手間はかかっていないよ。そんな目くじらたてなくても!」
って思います?(考えた事もない人がほとんどでしょうね^^)

もしも、これが全く同じフォーマットだったらどうでしょうか?
転記ミスも、いちいち考える事もない。
揃っているということは、ITなど機械を使って効率化することが可能となり、またそれを日本全国に広げる事が出来る。
それを阻止しているのは何か!?という事です。

これに気付く人は、大きい会社の総務、弊社のようなアウトソーシング業、小さめでも拠点の多い会社の総務しかないでしょう。
しかし、声をあげるところが無いのです。日本全国の市に語りかける事なんて無理って誰が考えてもわかるから。

しかし、私は声をあげて行きたい!
政治家がこの話を聞きたいってことだったら実情を話しますよ。
こんな事を毎月繰り返していて、外国に勝てますか?
会社が倒産しないことを祈っている国のトップの人に言いたい。
間接業務と言われる事に、共通のフォーマットを取り入れ、起業ストレスをなくす事、中小企業の間接業務を減らす事こそが国という単位で出来る事ではないでしょうか!?
国というものを動かす人に言いたい。あなた達にしか出来ない事にもっと目を向けてください!

 

 

 

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