女性と男性の働き方の違いと、有り余るママさんパワーが出来るまで

ブログ2012.10.27

みなさま、こんにちは。
生まれ変わるなら、男になりたいと小さい頃思っていた本田です。

生まれ変わったら・・・っていう質問は、誰でも一度はしたことありますよね!?
私には、兄が居ます。
理屈は私が勝っていても、理不尽な理由で負け続けていた妹という背景が、「男になる」と思わせていたのでしょう(笑)

社会人になって10年もすると、男女平等の社会になりつつある私の年代としては、「女性の方が得ではないのか!?」と感じるようになって来ました。
(私が女性の方が得である!と思う理由は、次回書きますね)

しかし、目の当たりにする現実はそうでもありません。
結婚したら、ますます頑張らねば「働く」という喜びを得る事は出来ません。
子供が出来ると、その上身を粉にして働かないと、隣の3歳下の後輩と同じ仕事をこなせません。
結局力尽きて辞める事になるのです。会社としても「もったいないけど、不規則に働かれるのも困るしな~・・・。」と100%手放しで喜んで退職させているわけでもない現実があります。

そういう同期、働けるのに働けない女性が山のように居ます。これが現実です。

方や男性。
景気が良くない、社員は増やさない代わりに短期労働者を増やす、派遣という働きかたの人を増やす、社員の役割は飛躍的に高まる、しかし社員教育するお金も時間もない。
社員教育ってのは、3時間有名な先生の話を受講したから次の日から出来るようになることはありません。絶対にありません。日頃からじんわりじんわりやるものなのです。
会社の中でやってもらいたいと思う能力についての事は、企業風土や会社もしくは経営者の考え方のエキスが入り込まないと伝わりません。
「なぜ3時間の講義を受けなければならないの?」という一番手前で納得していない社員は多いのではないでしょうか。固い頭に入る余地はありません。
ついでに言うと、社員教育とは、会社の歴史が行うものだと思っています。会社の歴史とは、経営者の過去の話、今日の話、先輩からの話、お客様との接し方のレクチャーなど、日頃の会話から会得するものなのです。
そして歴史は自ら作っていくものです。1年365日というモノサシだけが歴史ではありません。数多くの足あとを残す事が歴史を作るという事です。
歴史ある会社が強いのは、自然にそういう風土が存在しているからだと私は思っています。(会社の歴史はあっても、社員がぶつ切りではあまり意味がありませんね・・・)

さて、男性社員はどうなるでしょうか。これには総合職の女性社員も同じ事になっているとは思いますが、被害にあいやすいのは男性社員。
背負って立たねばならないものを抱えている事が多いし、「男たるもの頑張らねば!」と言われているので弱音を履けない。
心優しい人がうつ病になっていきます。優柔不断に見えるタイプもなりやすい。そりゃそうでしょうよ、と私は思っています。
無茶させると、人間はこわれます。自分がやったこともない事を「命令だから」「決まりだから」といってやらしたら、どんな結果になるかは誰にもわからない。
そうして出てきた結果が、うつ病社員の増加。
ますます社員のやるべき仕事が増えて、ますますうつ病が増えて、休職者が増えて・・・悪のスパイラル。
もう一つ言っておくと、昔はおとなしい人は製造業に行くとか、農業などの第一次産業に就くことで自分の性格にあった仕事を選ぶ事が出来ました。
しかし、今はサービス業全盛時代。サービス業をしている私は思います。サービス業は人間力が問われます。礼儀作法が問われます。接客態度が問われます。
これは出来ない人にとっては地獄ですよ。人間はやれば出来るっていうのは私は間違いだと思っています。
会社というところに就職するのではなく、職種に就職するという考え方が昔は有りましたよね。時代が進んでグローバルになった結果、働きにくい人が出てきたとも言えるでしょう。

そうして、かたや家で待機している女性の話。
情報がたくさん無料で手に入る世の中になってきました。
ネット通販、車、宅配、安い便利な家電、いろいろ使えば便利でより安い生活が可能になってきています。
主婦に時間が出来てきているのです。
女性はおしゃべりが大好き。情報交換なら任してよ~!無料って大好き♪って人はたくさんいます。
段取り力の高い女性、損得勘定の上手い女性、子育てをすることで人間力をアップさせたママさんが増えてます。
最近は、旦那の稼ぎが下がってきている家庭も多く、「じゃあ、私が働くしかないか!?」
となってきているのです。

しかししかし、手っ取り早く出来る仕事は、近くの歯医者の受付けや補助作業、レジ打ち、宅急便屋の受付けなど。
外国人労働者との価格競争が熾烈です。「誰でも出来る仕事」でリサーチすると急に発熱するかもしれない小さい子どもを抱えて働ける職場は本当に残っていないのです。
でも、「私ってもうちょっとやれることあるよね・・・。傲慢!?いやいや、辞めるまでExcelもWordも触ってたよ。デザイナーの仕事かじってたよ。」
っていう人がたくさんいらっしゃる。
その上困るのが、「入所出来る保育所が無い!!」って事。
認可されているところは満員。認可されていないところはちょっと怖くて預けられないとか、それさえも満員って事がどこの市町村でも起こっているらしい。
じゃあ、働きたくても働けないじゃない!お金も無いし!どうするねん!

そういう人達が、今、自ら起業して世の中の為に立ち上がろうとしている。
在宅から出来る仕事を、どうやったら出来るのかすっごいパワーで模索開始しています。
そういう人達が一同に集まるイベントは、11月7日に神戸三ノ宮で、翌日8日は心斎橋で行われます。
6000人、5000人の働き出した人、働きたい人(みんなママさんばっかり!)が集まります。

OfficeMも出店します。(←内容を書いた少し前のブログ記事)

今、落ち込んでるねん・・・って人はパワーを貰いに来てください。
男性でももちろん参加出来ます。企業として商品を見る為に来る人もたくさんいらっしゃいます。
先日集まったランチを兼ねての説明会は、「起業する熱い仲間」をたくさん知っている私が圧倒されてしまう熱気でした。
知恵と知識の混沌とした源を見た気がしました。

これからは女性がリードする時代になるでしょう。
働きたくても働けない女性達と、働きすぎて疲れ果ててしまっている男性達、一度ゆる~く選手交代してもバチは当たりませんよ。って私は思っています。
男性の考え方と女性の考え方は大きく違います。褒めあって良さを伸ばし合う事をすれば、みんなが楽に暮らせるんでしょうね。
私は思っています。
OfficeMは、在宅勤務を活用する事で、女性の働き方を推進します♪

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