”困る”と”嫌”を考える

ブログ2013.02.13

みなさん、こんにちは。
昔と今を比較して、気持ちに変化があったんだと気づいた本田です。

働く側だった3年前までと、今を比べてみると大きく違う事があります。

昔は困る事はあまり無かったけど、嫌な事は多い日々でした。
今は嫌な事はあまり無いけど、困る事は多い日々です。

みなさまはいかがですか?

理由を考えてみました。
システムエンジニアとして仕事ばっかりしていました。
仕事はとても好きでしたが、忙しすぎました。
残業代もちゃんと貰っていたので、お金は使うことが出来ました。
将来の事をあまり考えなければ困る事は無かったです。
しかしその時、嫌な事はたくさんありました。
仕事を一生懸命やるあまり、視野が狭くなっていたようです。
同じ思考をぐるぐると回しては出口が無い無力感に襲われていました。
だから、「なぜ出来ないの?なぜこうなの?」と怒りともとれる「嫌だ」という気持ちに支配されていました。
困ったとは思わなかったです。未来を考えても「嫌」でした。
諦めたくなかったので、無力感にはならず自分と必死に戦っていました。嫌だを解消出来るように・・・。

今はその逆です。
好きな事をやっています。自分で新しい事を始めています。
遅々として進まない事だらけですが、好きな事です。
発見することも多く、毎日が刺激的です。全部自分の裁量です。
しかし未来を考えたらちょっと不安だったりもします。
でも嫌ではありません。困ったな~という感覚です。
だから、頑張るんですけどね!!
困った事とは
「わからない!間違えた!途方にくれる・・・(笑)」
だから、誰かに助けて貰うという構図♪
嫌な事は助けられないけど、困った事は助けて貰えます。
嫌な事は気持ちですけど、困った事は事象です。
嫌な事は人によって異なりますが、困った事は知っている人にしたら改善することが容易です。

昨日、”社員の働きがい”アンケート結果から解説してもらう講座がありました。
とても興味深い内容で、なるほど!の連続でした。

仕事柄、社員満足度をどうやってあげるのか、を常に考えています。
私は20年間働く側でした。
出たり入ったりを繰り返したので、やりがいとお金と生活については感じる当事者でした。
よくわかります。なぜ辞めるのか。なぜまた働くのか。禅問答のように考え続けた日も長かったです。
その日々のおかげで、様々なサービスを作る事が出来ました。
そして「困る」と「嫌」はマイナスワードで似てそうですが、全然違うものだと最近気づいたんです。

行き詰まりがある時、嫌な事がどれだけ心を占めているかを洗い出してみると良いのではないか?
と仮定して生活してみようと思っています。

違う意見があったら、是非とも教えてほしいと思う本田です。

 

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