新卒採用者と1日目を考える(不安編)

ブログ2013.03.26

桜みなさま、こんにちは。
来週の月曜日から新卒採用だ!という経営者が周りにたくさんいる本田です。

いいですね!新卒採用♪春ですね~。
ええ響きです。
私が当事者だったのはかれこれ20年以上前^^

私は新卒入社が1回(そりゃそうです!)、中途入社が4回の経験があります。
同じ会社もあるので3社の企業で正社員で働いて来ました。
3回の採用の日があったわけです。

今読んでくださっている方は社会人だったり経営者ですよね。
経営者は日々ビックリする事だらけなので、心臓に毛が生えている事が多々あるように思います。
判断の連続なので、物事はすぐに決められます。日々訓練していますから。

対照的なのが新卒者。
いくら大人っぽい事を言っていても、しっかりした事を言っていても、いくら笑顔でも、
心の中は「不安」という言葉だらけなんだという事を、今一度考えてもらいたいと思います。
社会に出るその日は、バリバリ非日常だという事です。
未熟と若さと不安な気持ちはすべて違うと思います。

<入社当日の朝に思う事>
何時に着くと良い?早すぎたらだめ?
到着した瞬間
着替える?着替えない?どこで?
どこで待っておいたらいいの?
座っていていいの?

最初の一日何するの?
お昼はどこでどうやって何を食べるの?
みんなの名前覚えられないかも・・・
いつから仕事をするんだろう・・・
だれにいろんな事を聞けば良いんだろう・・・

怖い人いたらどうしよう・・・
だれも笑いかけてくれなかったらどうしよう・・・
何か変な事言ってしまったらどうしよう・・・
クビにされたらどうしよう・・・

っとまあ、こんな事が頭の中ぐりぐり廻るのです。

毎日出社する人にしたら、すべて「当たり前」ですよね。楽勝ですよね!日常ですよね!
でも、初めての人(特に新卒)は心臓バクバクなのです。

新卒の人が家に帰ったら、ドッと疲れが出るでしょう。緊張しますからね!
その時にふと、どう思うかが鍵だと私は思います。
「居場所があった!」「行って良かった!」「みんな良い人だった!」「不安だったけど大丈夫だった!」
こう思えたら大丈夫。
しかし、
「疲れたな~」「みんな仕事されていたから話出来なかったな」「怖そうな人いたな」「私の事にらんだ人いたな」「私ヘマしたのかも・・・」
って思った一日だったとしたら、2日目出社するのも足が重いですよね。

なぜ不安に思うのか?
それは、会社の常識が解らないからなのです。
未来が予測出来ないからなのです。
社会の常識も、会社の常識も、どちらも解らない。どちらが格上なのかも解らない(笑)
その気持ちを思い出してください。引っ張りだして来てください。
解らなかったら、去年の新卒生に聞いてください。

不安は不安を呼んで来ますが、不安は1つ1つ取り除いていけます。
不安だと感じる前に不安要素を取り除いておくのが上級者。
そのためにはシミュレーション力が必要です。

みなさんの会社に入ってくる新卒者の不安を、どれだけ取り除いて当日を迎える事ができるか、これが初日をスムーズに進める鍵です。
初日を制するものは早期退職を防ぐ。私はそう確信しています。

初日は、出来るだけ声をかけ、来てくれて良かったというアピールをしまくって欲しいと思います。
人は、居場所があるところにしか、出かけて行きにくいものです。
まずは、先輩方から愛を与えましょう。そしたらゆっくり愛は帰って来ます。そして愛は循環していくと思います。

不安が頭をよぎっている間は、本来のちからは発揮出来ません。
発揮できない間に”退職”が頭をよぎるってすごく損ですよね。
それにだけはならないように、4月1日を迎えてもらいたいと思います。
そして、初日を制したら、2日目の朝の対応に切り替えてください。
最初の3日が重要だと思っています。
大丈夫だよ~っていう言葉、オーラを出し続けてください。
前のブログにも書きましたが、大丈夫だよっていう言葉は魔法の言葉です♪
甘やかすのと大丈夫は違います。

我が社も1年後に新卒採用が出来ていたらいいのにな~。

新卒採用まではいきませんが、我が社はインターンシップ生を受け入れます。
インターンシップ生がやるからこそ良い仕事を作り出しました。
今日は、「是非、その仕事やってみたい!」って言ってくれる学生さんがいらっしゃいました。
嬉しかったです(^^)v
その仕事が早く軌道にのるように、がんばろう!って思いました。

 

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